「土から造られ、火で鍛錬されたもの」
松田米司さん・共司さん (2)
沖縄県読谷村にある「やちむんの里」(「やちむん」は沖縄の方言で「焼き物」のこと)に工房をかまえる松田米司さん、共司さん兄弟を2週にわたってお届けする。沖縄の焼き物の歴史と伝統を大切にしているお二人は、若い頃に、沖縄人としてのアイデンティティーと人間としての存在価値を模索する中でキリスト教と出会い、クリスチャン陶芸家としての道を歩むようになった。番組では、お二人のお話を伺うとともに、日本最大級の登り窯の火入れの様子や作品を紹介する。